2020-03-11 第201回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
千島連盟からは要望として、北方領土の早期一括返還に向けた外交交渉の展開、北方墓参・自由訪問におけるより自由な往来の実現や参加者の負担軽減と安全の確保、自由訪問事業の対象者の拡大、財産権の保護に関する方針等の明確化や、財産権を行使できなかったことの損失等への早急な措置の必要性、北方領土問題の国民全体への啓発活動の強化などが述べられました。
千島連盟からは要望として、北方領土の早期一括返還に向けた外交交渉の展開、北方墓参・自由訪問におけるより自由な往来の実現や参加者の負担軽減と安全の確保、自由訪問事業の対象者の拡大、財産権の保護に関する方針等の明確化や、財産権を行使できなかったことの損失等への早急な措置の必要性、北方領土問題の国民全体への啓発活動の強化などが述べられました。
例えば、先月末の択捉島への自由訪問事業では、天候が回復しませんでした。団員の安全を確保することが難しかったため、予定していた四カ所の上陸、全て断念せざるを得ませんでした。船上で洋上の慰霊祭を実施する結果となってしまいました。私も、団員の方々の無念さに思いをいたした次第でございます。
次に、墓参や自由訪問事業に関してであります。 昨年十二月の首脳会談後の共同記者会見では、安倍総理は、自由に墓参りをし、かつてのふるさとを訪問したいという元島民の願いをかなえるための検討を進めることを合意した旨の発言がありました。これに加えて、ロシアのプーチン大統領からも、これまで閉じられていた地域への最大限自由なアクセスを保障するという、私どもにとって大変喜ばしい発言がありました。
次に、墓参や自由訪問事業に関してであります。 昨年十二月の首脳会談後の共同記者会見では、安倍総理は、自由に墓参りをし、かつてのふるさとを訪問したいという元島民の願いをかなえるための検討を進めることを合意した旨の発言がありました。これに加えて、ロシアのプーチン大統領からも、これまで閉じられていた地域への最大限自由なアクセスを保障するという、私どもにとって大変喜ばしい発言がありました。
まず、千島連盟から、北方領土の早期一括返還、自由訪問事業及び北方墓参事業の円滑な実施、財産権不行使に対する補償、北対協融資制度の融資対象の要件緩和などについての要望が、また、北方同盟から、北方領土教育の拡充強化及び北方四島交流事業の推進についての要望が、さらに、北方地域漁業権補償推進委員会から、旧漁業権に対する早急な補償措置についての要望が述べられました。
そこで、実は、元島民の方々、御家族また関係者の方々から私のところにも多く寄せられている、墓参事業、自由訪問事業について具体的な要請が来ておりますので、きょうはそのことを少し個別に伺いたいというふうに思っているところでございます。
当連盟の主な事業でありますが、北方領土返還要求運動の推進、元島民の援護対策の推進、後継者育成対策の推進、さらに、日ロ政府間の合意によって平成十一年度から始まった、元島民とその家族がふるさとを訪問する、いわゆる自由訪問事業の実施主体ともなっております。
また、「えとぴりか」は訪問事業以外に四島住民の受入れ事業に年五回、それから元島民のふるさと訪問である自由訪問事業に年七回使用しています。北方四島海域の気象条件、御存じだと思うんですけれども、冬は非常に悪天候が多いものですから、これによって事業の実施がどうしても五月から九月末までになってしまうと。こういうことがあって、訪問事業の回数を増やすことには物理的にもなかなか困難な部分がございます。
当連盟の主な事業でありますけれども、北方領土返還要求運動の推進、元島民の援護対策の推進、後継者育成対策の推進、さらに、日ロ政府間の合意による北方四島への交流等事業のうち、元島民とその家族がふるさとを訪問する、いわゆる自由訪問事業の実施主体となっているところであります。
いずれにいたしましても、ビザなし交流事業それから自由訪問事業の中で日本人墓地を訪れた際には、訪問団の方々のできる範囲で墓地の清掃にお努めいただいているところでございますが、御趣旨の点につきましては、実施団体、つまり北海道などでございますけれども、そちらの方に伝えてまいりたいと思います。
当連盟の主な事業としては、北方領土返還要求運動の推進、元島民の援護対策の推進、後継者育成対策の推進、北方四島自由訪問事業の実施のほか、十五年度からは政府からの強い要請を受け、元島民の心情としては受け入れ難いものがありましたが、北方四島住民支援事業の実施にも当たっているところであります。
そういった意味では、この歯舞枠というのをもう一つふやして二回にする、計五回にする、こんなような回数の拡大、あるいは一回に渡航できる人数枠の拡大、そんなような自由訪問事業の拡充ということがどうしても必要ではないか。 つまり、子、孫への拡大、歯舞の範囲の拡大、人数枠の拡大、そういったことを検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○逢沢副大臣 言うまでもないことでございますが、この自由訪問事業の人道的な意義、まことに大きなものがあると思いますし、また、関係者の方々から強い要望がなされております。 したがって、ロシア側に対しまして、従来より、現在は国後島の古釜布が唯一の通過点ということでございますが、新たな四カ所の通過点の開設、そしてまた訪問対象者の拡大等の改善について申し入れてまいりました。
また、元島民の皆様に対する援護措置の推進、北方四島との交流及び元島民とその家族の方々によるいわゆる自由訪問事業等の着実な実施にも努めてまいる所存であります。 このほか、特殊法人改革の一環として昨年秋の臨時国会で法律が成立した北方領土問題対策協会の独立行政法人化のための準備を進めてまいります。
また、元島民の皆様に対する援護措置の推進、北方四島との交流及び元島民とその家族の方々によるいわゆる自由訪問事業等の着実な実施にも努めてまいる所存であります。 このほか、特殊法人改革の一環として、昨年秋の臨時国会で法律が成立した北方領土問題対策協会の独立行政法人化のための準備を進めてまいります。
また、元島民の方々に対する援護措置の推進、北方四島との交流及び元島民とその家族の方々によるいわゆる自由訪問事業等の様々な課題にも積極的に取り組んでいく所存であります。 なお、特殊法人改革の一環として、返還運動及び元島民への援護を実施している北方領土問題対策協会を独立法人化するための法案を今国会に提出しているところであります。
また、元島民の方々に対する援護措置の推進、北方四島との交流及び元島民とその家族の方々によるいわゆる自由訪問事業等のさまざまな課題にも積極的に取り組んでいく所存であります。 なお、特殊法人改革の一環として、返還運動及び元島民への援護を実施している北方領土問題対策協会を独立法人化するための法案を今国会に提出しているところであります。
この経費は、同協会が北方領土問題の解決促進のため全国的な規模で行う啓発事業及び北方領土問題の解決のための環境整備として有意義な北方四島交流事業、北方地域元居住者に対する援護措置等を行うものであり、その主なものとして、北方四島との交流事業については専門家交流事業の日本語講師の派遣期間の延長や教育関係者の派遣人数の拡充、青少年に対する啓発事業については新たに北方領土ゼミナールの開催、また、自由訪問事業については
この経費は、同協会が北方領土問題の解決促進のため全国的な規模で行う啓発事業及び北方領土問題の解決のための環境整備として有意義な北方四島交流事業、北方地域元居住者に対する援護措置等を行うものであり、その主なものとして、北方四島との交流事業については専門家交流事業の日本語講師の派遣期間の延長や教育関係者の派遣人数の拡充、青少年に対する啓発事業については新たに北方領土ゼミナールの開催、また自由訪問事業については
領土問題に対する理解というのは容易なことでは進まないものとは考えますけれども、今後とも、北方墓参、ビザなし訪問あるいは自由訪問事業等につきまして積極的に取り組んでまいり、領土返還に資するための環境整備に努める、このような姿勢で臨んでまいりたいと思います。 終わります。